銀座六丁目、元松坂屋にできた斬新な造りの商業施設GINZA SIXの地下2階は、銀座界隈で有楽町交通会館に次ぐソフトクリーム激戦地だった。そう広くない売り場の中に、【祇園辻利】（抹茶ソフト）、【BETJEMAN&BARTON：ベッジュマン＆バートン】（紅茶ソフト）、【オリジンヌ・カカオ】（チョコソフト）、【KUGENUMA SHIMIZU】（塩ミルクソフト）が鎬を削る。抹茶のお菓子が食べられない私、今回は辻利の隣にあるKUGENUMA SHIMIZUへ。
栗か塩か、ちょっと不思議な味わい
訪れた日、ソフトクリームのメニューは塩ミルク、期間限定栗、ミックスの3種（各400円）。塩ミルクが定番で、これに期間限定ソフトが展開されるらしい。コーン／カップ選択可。私はミックスのコーンをお願いした。
シャリ感のある舌ざわり。色味からして塩ミルクと栗の境界がやや淡いけれど、味についても同様。塩ミルクの鹹味は【塩】を名乗るメニューとしてはかなり控えめ。やや植物性脂肪を感じるような、若干の被膜感が舌に残る。肝心の栗も相当な奥ゆかしさで、殆ど主張しない。全体的に、ちょっと不思議な味。フレーバー名を伏せて売られていたら、何味か言い当てられるか自信がない。因みにトッピングの可愛らしいミニ鯛焼きは、中にちゃんと餡が入っている。不思議味のソフトと一緒に食べたためか、こちらもやっぱり不思議な味であるように感じた。何でかしらん。
なお、お店の人の対応は礼儀正しく、且つ親切で良かった。