突如夏らしい強烈な陽射しに襲われている神奈川。出先の川崎で、こんな日にぴったりのソフトクリームを発見。山崎製パンのチェーン店【VIE DE FRANCE】の塩パンソフトクリーム(280円)。塩味の効いたパンの中に、ソフトクリームが鎮座ましましている。
強めの塩味とバター風味が、ソフトクリームと渾然一体に
ソフトはシャリ感なしのなめらか系。【ミニストップ】や【ドトール】などと同じバニラアイス系統に分類できる、こっくり固めのテクスチャ。あっさりさっくり系統のソフトクリームを好む私にとっては、個人的にはあまり食指の動かない種類のものだったのだけれど、ここで塩パンが活きてくる。塩パン、というより正確には塩が。パンの塩味はなかなか強めで、これがソフトのまったり感と調和する。バターの風味に混じる、やや過剰な油感(マーガリン様のもの)が若干残念ではあるものの、パンとソフトの組み合わせが良いと思った。ただ、コーン部分をパンで代用しているため、若干食べにくくはあるけれども(ちぎって食べるのが難しく、パンにかぶりつく必要がある)。
普段パンは自家製しか食べないためよく知らなかったのだけれど【VIE DE FRANCE】の塩バターフランスといえば、パン好きの間に知られた存在らしい。パン内部が大きく空洞になっているのも特徴の一つで、【デイリーポータルZ】の記事(塩バターフランスがスカスカ過ぎるので、色々詰めたった)ではその特徴を活かすべくあれこれ検証がなされていた。