【江戸久寿餅】クズクズアフォガート(M)

【江戸久寿餅(えどくずもち):2025年横浜そごう催事】クズクズアフォガート:941円/ソフトクリームカタログ

2025年夏、横浜そごうの催事【第5回 うまいもの大会】(会期:2025年7月16日~30日)のソフトクリームに新顔が登場。その名も【江戸久寿餅(えどくずもち)】さん。看板商品は屋号にもあるくず餅(小麦粉から作る関東風の方)で、催事ではこちらを添えたソフトクリーム2種類が初お目見得。くず餅を使ったソフトクリームといえば、川崎のお大師さんお膝元【珈琲茶房 餅陣住吉】さん以来、かなり久しぶりの対面。

あっさりさっくりの豆乳ソフトに、ぷるんと食感の久寿餅

今回は1日30食限定の「クズクズアフォガート(Mサイズ941円)」を戴く。カップに珈琲、5㎜角の久寿餅が混ざった豆乳シェイク、その上に豆乳ソフトと看板のハート形久寿餅がのり、更にきなこと黒蜜がトッピングされるというパフェ仕様。

ソフトクリームもシェイクも甘さが控えめで、豆乳の青臭さは絶無。きなこの香ばしさと、黒蜜のコクのある甘さが全体的に丁度良く合わさる感じ。あっさりさっくり食感で、個人的にはとても好みのお味だった。

【江戸久寿餅(えどくずもち):2025年横浜そごう催事】クズクズアフォガート:941円/ソフトクリームカタログ

お店の看板、久寿餅はこれまでにないぷるんとした柔らかい弾力の食感が魅力。久寿餅の魅力の一つである「歯ごたえ」は残しつつも、その質が他と少し違うというか。他が寒天なら、こちらはゼラチン、といったむっちりとした弾性を感じる食感。お店の方に伺ったところ、こちらの久寿餅の醗酵には通常の約2倍、2年もの時間をかけているとのこと。久寿餅の醗酵にそこまで時間がかかるとは初めて知り、衝撃だった。2年も醗酵させるとなると、もう殆どお酒じゃないの。

【江戸久寿餅(えどくずもち):2025年横浜そごう催事】店内掲示/ソフトクリームカタログ

また、原料には動物性のものを使っていないとのことで、ヴィーガンの方も楽しめる。なお、催事という普段慣れない環境の為か、提供までに少し時間がかかった印象。お時間に余裕をもって来場されたい。

今回の催事【第5回 うまいもの大会】は、会期2期制。前半(2025年7月16日~22日)では、江戸久寿餅さんの他、カフェアキラさん(北海道)にてソフトクリームの販売あり。後半(2025年7月24日~30日)では、京都・東山茶寮(京都府)/小江戸川越 芋福堂(埼玉県)/町村農場(北海道)でもソフトクリームを取り扱う予定らしい。全国各地の、それも特徴の異なるソフトクリームを横浜で食べられる幸せ。横浜そごうさん、暑い中出張下さっているお店の方々に感謝。

江戸久寿餅(えどくずもち)店舗情報

2025年7月現在は催事のみでの販売とのこと