2020年8月30日追記：このお店（横浜そごう店）は既に閉店しています。
横浜そごう1階の化粧品売り場に何故か鎮座まします【Banan（バナン）】。本拠地ハワイのお店だそうで、看板はヴィーガン仕様のバナナソフトクリーム。お砂糖も乳製品も使わず、100％バナナでできているソフトクリームだそう。…ん？それって冷凍バナナとは違うの？で、それが1つ1000円なの？
つまるところ、バナナ
お品書きはThe Original（オリジナル）、Guava（グアバ）、Chunkadelic（チャンカデリック）、Locals Only（日本限定）の4種で、いずれもカップ1000円！更にカップをパパイヤに変更すると1620円だそうな。これまで私が行ったお店のソフトクリームのうち、間違いなく最高値更新。今回はオリジナルのカップをお願いした。
中央にバナナ100%のソフトクリーム（…それってソフト「クリーム」っていうのだろうか）、周りを苺／パイナップル／キヌアパフ／パパイヤ／ココナッツが固める。主役のバナナソフトは適度なシャリ感となめらかさがあって美味。ソフトクリームに生の果物を添える場合、どうしてもその酸味ばかりが悪目立ちしてしまうことが多いけれど、このソフトの場合バナナソフトの甘みが自然であるため全体的に綺麗にまとまっているという印象。トッピングの蜂蜜が時折強烈に甘いけれど。キヌアパフのサクサクとした食感もいい。個人的には「…蝋？」と見紛うココナッツは無くてもいいように感じた。
なお量は多めながら、ほぼ果物だけでできているためか胃に重たくはない。食生活に気を遣う人にお薦めのソフトだけれど、個人的にはこれを「ソフトクリーム」だとは思えなかった。
加えて正直なところ、個人的によく作るバナナジュースとほぼ同じとであることに気付き複雑な気分に。作り方は至極簡単。黒くシュガースポットの浮いた完熟バナナの皮を剥き、適当な大きさに切って冷凍しておいたものをミキサーにかければ、ほぼ同じものが家でも作れてしまう。ちなみにこの手作りバナナジュース、小松菜や人参に牛乳を混ぜれば野菜ジュースになるし、ラム酒を加えれば果物のカクテルにもなる。バナナを余らせてしまった時には、是非お試しを。
店舗情報
2020年8月30日追記：このお店（横浜そごう店）は既に閉店しています。