イタリアのゴン太(仮名)
ボンドルフィ・ボンカフェ、ローマの老舗珈琲店の日本2号店とのこと。ここのソフトクリームは、ナポリ菓子コーダ・ディ・アラゴスタ(平たく言うとイタリアのパイ生地。以降アラゴスタと略す)の上に鎮座ましましている。ブルーベリーのお目目とラズベリーのお鼻つき。…NHK教育の「できるかな」のゴン太くんに似ていると思うのは私だけか。そしていつからEテレと名乗るようになったの、NHK教育。
微シャリ感にベリー類の酸味の意外にあっさりソフト
「不安定なので気を付けて下さい」とのお店の人の言葉と共に受け取ったゴン太、殆ど首が落ちそうに不安定。そろそろと撮った写真は、ゴン太の首を絞めているようにしか見えぬ。アラゴスタソフト(600円)。ソフトは微かなシャリ感があり、ゴン太の目鼻ベリーの酸味と相まってイタリアだけど意外にあっさり(そういえばジェラートはあっさり系だわ)。仄かに香る風味もあって、おいしい。私の好みの味。
このソフト最大の特徴、コーン部分のアラゴスタ。残念だったのは、この土台がほぼ湿気てしまっていたこと。最後の最後、しっぽの部分だけサクサク感がやや残っていたものの、それ以外の部分が完全にふやけてしまっていたため食感が台無しに。上手に噛み切れない。ソフトクリーム部分が不安定にぐらぐらしていたのも、この所為だと思われる。注文してからアラゴスタの中のクリームを詰めてくれていたのに、残念。
でも閉店時間ぎりぎりに行ったにも拘わらず、厭な顔せず応対してくれた店員さんは感じが良かった。またお邪魔したいと思う。